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Cozy Diary
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食いしん坊のTomokoが発信する、まったりとした、つれづれ日記です。思い出話も多し。
by jupimarstmk
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英語を使う仕事
2005年 10月 21日 |
英語を使う仕事_c0023789_901212.jpg

↑NYのCafe Laloというお店で食べたサンドイッチです。
中にはナスとスイスチーズ(しょっぱくなくて食感はモッツァレラみたいな感じ)と
パプリカがはさんであって、イタリアンっぽいドレッシングと、マヨネーズがかかっていました。
ナスをサンドイッチにするって、結構斬新。いつか試してみたいと思います♪



先日、以前一緒に働いたことがある元同僚に会う機会がありました。
彼は、アメリカに住んでいたことがあり、日本に帰ってきても
英語にかかわる仕事を・・と一番優先順位を置いて仕事を選ぶということ。
そうなると必然的に、外資系・・となるわけですが、
どこの外資系でも、英語を使うといっても、結局日本支社系の会社だと
日本企業相手なので、それほど英語は必要がなく、彼にとっては
満足いかず、転職を繰り返してるそうです。

ふんふん・・と話しを聞きながら思いました。
私も以前は、英語を使った仕事がしたい!と強烈に思っていた時期もあったなぁと・・
しかし、ある時からそれは限界があると感じ、
専門的に手に職を付けたいと路線変更したわけです。

そして流れ流れて、今の会社に縁があり、働いているのですが、
うちの会社は日本であって日本じゃない。
会議の資料も英語、頼まれて作る議事録も英語、
ある部署は、本社からの駐在員が沢山いるので、聞こえてくるのも英語、
朝は時差の関係で、色々な席からアメリカと電話会議をやっているのが聞こえ、
日本人同士でも、英語でメールが飛び交ってたりすることがある。
英語、英語、英語、英語・・
きっと彼はこういう環境を求めてるのかなと思いました。

私も入った当初、確かに望んでいた英語の環境の会社ではあったけど、
あまりに、周りのみんなの英語のレベルがすごすぎて、尻込みしてしまい、
普通に英語が飛び交ってる社内、なんだか気後れしてしまったりすることもありました。
ビジターがきても、一通りの挨拶しかできず、みんなで食事にいっても、
何を話していいのか分からなくて、みんなの会話を聞いてるだけ。
まだプロジェクトも、会社の組織もよくわからないので、
何を話しているのか、会話の中身も理解できず、
コンプレックスが肥大するだけで、自分の英語力のなさに情けなくなっていました。

しかし仕事が慣れてきた頃、いつの間にか普通にアメリカのコネクションも増え、
メールも電話も躊躇なくできるようになり、
気がついたら英語を使える仕事をしてる・・・というより、
英語を使わないとまわらない仕事をしている・・という風に変わっていきました。
オペレーションの全てがアメリカに特化してるので、
実質、アメリカとタックを組まないと仕事ができないんです。

今、体制が変わり新しい人がどんどん増えてくる予定です。
英語を使える人がきてもらうのはもちろん理想なのですが、
英語を使いたい・・と思うだけではなく、英語を使って何かをしたいと思ってる人が
来てくれたらいいなーと願っています。
単なる、「英語を使える仕事が憧れ」という甘い世界ではないからです。

カナダにいく前、一足先に戻ってきた、現在NZに住むみそはむちゃんから
心温まる手紙をもらいました。その中の一文に、、、

英語は生活の手段。ただ住んでいるだけでは英語は上達しない。
大切なのは英語を使って、カナダで何をしたいか、目標をもてればベストだと思います

これはずっと滞在中も、心に響いていました。
確かにカナダに行って生活すれば、英語が上達になると思っていたのですが
本当に甘かった。英語は生活する手段であって、目標じゃない。
目標は別のところでもつべきというみそはむちゃんの言葉が
挫折をする度に、ぐるぐる回っていたのです。
特に何をしたい。。という目標がなかった私にとっては、
なんとなく中途半端に終わってしまったカナダ滞在でした。

そして屈折10年。私は念願の英語漬けの仕事にありつけました。
でも、それは以前描いていたゴールではなく、もっともっと幅広い世界でした。
技術的にも、社会人としても、常に「毎日、勉強してるなぁ」と
素直に実感できるのは、幸せなことかもしれません。
忙しくても、嫌なことがあっても、毎日投げ出さずにがんばろうって思えるのは
やっぱりこの仕事が好きなのかもしれませんね。

※長文、読んでいただいてありがとうございました★
by jupimarstmk | 2005-10-21 23:56 | Work |
 
   
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